〔077〕三濃山 (509m)

兵庫県相生市

2011年01月15


兵庫100山に戻る

標高差:305m
Road Map :相生から県道44号線を北上、三濃山トンネル手前に向かう。
Route Map:旧道に入り、求福教寺の参道を往復する。
兵庫100山』 寒中低山ハイク。
県道44号線、美濃山トンネル手前の旧道から最短コースで登るが、旧道入口を三つ下としてしまい無駄な旧道歩きをしてしまった。登り途中でも棚田跡地で登山道を見失い迷走をしてしまう。
登り:39分(登山口から)
下り:36分
(登山口まで)
最短コースだったが
  ”羅漢の里”からの登山道と比べて距離的には随分短いのであるが、
路面に凍結部分が多く、歩き難いガレ道が多かったので時間的にはさほど短縮にはならなかった。 凍結がなくなると泥濘道になるらしい。
旧道を歩けど歩けど登山口が出てこない。
旧道車止め前に車を停めるのは調べていたので、見付けた
途端にここだー! と大喜びで何の疑いも持たなかった。
9時20分に旧道を歩き始める。
更に旧道を歩き続ける。
犬塚五輪搭”があった。 こんなのはどうでもよいのだが、
ここに同じく車止めはしてあったが、県道から入る道があり、
ここに車を停めるのかーとショックを受ける。
寂れた参道を登って行く。
旧道を歩くこと10分で、やっと参道入口、登山口に着く。
更にショックだったのは、ここにも県道から入る車止めがあったこと。 3つも手前の車止めから入ってしまった大失敗だ。
”棚田跡地”が出てくるが、木が生い茂り、
棚田の雰囲気は既に失われている。
河原の中の様なガレ場道で歩き難い。
”山王権現”から ”三濃山”の山頂を見る。
円周状に子地蔵が並んだ姿は気持ちが悪かった。
登る程に広い棚田となってくる。 この辺りは昔「三濃千軒」と
言われる程栄え、棚田は年貢を納めずに済む「隠し田」であっ
たらしい。
登山口から39分にて ”三濃山”(509m)に着く。 最短コース
ながら随分時間が掛かってしまった。 7年前と同じ山頂標識は
更に文字が見え難くなっていた。
保護されている ”アカガシ”の古木は完全に枯れている様に見えるのだが、後ろから若木が育っている様にも見えた。
立派なベンチ(?)が並んだ山頂からの展望。 展望が無いよりマシ程度である。
そして ”感状山”側を見るが、 ”感状山”より縦走尾根のピークの方が
標高が高く、”感状山”はやっと頭が出ているだけであった。
求福教寺”に出る。 ここには分岐が無かった。
登って来た道を引き返そうと思っていたが、広い綺麗な道が
伸びていたので、分岐があるかも知れないと思い、この道を
下山することにした。
やはり分岐だった。
登山地図もあり、三濃山トンネル側にも下りられる様だ。
求福教寺から登山道の先を見ると、文字は見えないが数枚の標識が見えたので、分岐かも知れないと行ってみることにした。
登り時には使えなかった正規の登山道はしっかりとしていた。
更に分岐があり、三濃山トンネル側に下っていくと
眼下に登り時に迷走した広い棚田跡地が見えた。
下山時も棚田跡地は踏み跡が不明瞭で判り難い。
棚田跡地に出て反省を込めて道間違いの原因を探る。
赤矢印が正規の道であるが、ぱっと見、登山道とは判別出来
なかった。 青矢印は山頂方向に向かっており、踏み跡のある青矢印側を選んでしまった。
下山36分にて登山口に戻る。
綺麗くはない沢沿いの道を下って行く。
登山口近くに車を停めておけば、こんな旧道、
舗装路歩きはしなくて済んだのだが・・・
踏み跡は不明瞭になり、山頂方向に足を進めていると登山道を
見失ってしまった。 棚田はどこでも歩けるので、適当に山頂
側に登って行くと、羅漢の里からの登山道に出合うことが出来た。
山頂手前の ”山王権現”に寄り道する。
みのうさん